ハーブの王様といわれるバジルですが、そもそもハーブは野草ですので、育て方は比較的簡単です。その種や苗も最近ではガーデニングのお店、ホームセンターなどで簡単に入手できます。
ところでハーブのほとんどが地中海地方の原産なのを知っていますか?地中海地方の土壌は石灰質で水はけの良いことで知られています。そこでハーブを育てる場合にも、土をハーブに合ったものにし、水はけを良くすれば比較的簡単に育てることが出来ます。我が国の土壌は大部分が酸性から弱酸性の土ですので、中和させるために石灰を混ぜると良いですが、市販のハーブ用の土を利用するのが手軽で良いと思います。
バジルを育てる場合、種まきは3月中旬〜6月頃、屋外でまく場合は、霜の心配がなくなってから蒔いてください。鉢にハーブ用の土を入れて5〜6粒の種を間隔をあけ、深さ1cmくらいのところに撒けばよいでしょう。育つと大きくなりますので、間隔は広めにしましょう。650型プランター(65型と表示されているものもあります。これは長いほうの寸法が650mmだいたい12リットルの用土がはいります。)の場合、3ヵ所程度が目安です。明るい日当たりの良い場所を好みます。また発芽して葉が増えてきたら、発芽後本葉が2枚ごろの頃、1ヶ所1本に間引きしましょう。またバジルを苗から育てる場合は、6月ぐらいまでに植えます。
バジルへの水やりは植えつけ後、たっぷり与えるようにし、バジルの株がしっかりとしてきたら、少なめにしていき過湿になるよう注意しましょう。また梅雨の時は、日照不足になりがちで芯がのびすぎる場合が多いので、摘心を心がけましょう。摘心は全長15〜20cmほどに成長したら、脇芽をのばして収穫量を増やすため、成長点を摘心します。 これを行うことで、収穫量が変わってきます。
肥料は必要に応じて、初夏のころに施肥しましょう。バジルの葉が黄色くなりはじめたら、チッソ分の少ない緩効性肥料を根元から離して与えてください。芯をつんだときに、少し追肥すると効果的だと思います。
実際にバジルの葉を摘み取って使うときには収穫する場合は、下の葉から収穫するとやわらかい葉を利用できます。徒長しやすいので、摘心を怠らないこと。摘心は穂先から切り取ることで、こんもりと茂らせることができます。葉っぱは冷凍保存で保管してください。
7〜8月になるとつぼみが出来てきますが、つぼみが出来るとと葉が固くなるので、葉っぱを食べる場合はつぼみを摘心した方が良いでしょう。またそのまま花を咲かせることで、種を取ることもできます。