血中コレステロールが多いと動脈硬化が進みやすいことは多くの方がご存知だと思います。現在では総コレステロール値より、LDLコレステロール値のほうが、動脈硬化との関係が深いことが分かっています。しかし、コレステロール値が高くなくても、動脈硬化が進み心筋梗塞や脳梗塞をおこす人が少なくありません。現在では研究の結果、内臓脂肪型肥満に加え、軽度でも高血圧、高中性脂肪、高血糖が重なると、動脈硬化が早く進行することが分かってきました。これがメタボリックシンドロームです。
メタボリックシンドロームの判定基準には、高血圧や中性脂肪とともにHDLコレステロールも基準に上がっています。
LDLコレステロールを多く含むリポたんぱくで血中に増えすぎると血管壁の内膜に蓄積して動脈硬化を進行させる悪玉コレステロールです。一方、HDLコレステロールはたんぱく質やりん脂肪を多く含み、血管壁からコレステロールを回収するので善玉コレステロールと呼ばれています。日本人の場合にはLDLコレステロールが高いことより、HDLコレステロールが低いことのほうが動脈硬化のリスクが高いと考えられています。
HDLコレステロール値は高いほど動脈硬化の予防にはプラスです。そしてHDLコレステロール値は生活習慣に左右されます。HDLコレステロールを増やす生活を心がけたいですね
HDLコレステロールは40mg/dl以上なら、とりあえず問題なし。もっと高い値を目指して生活改善に努めましょう。
HDLコレステロールが40mg/dl未満の場合、動脈硬化が進む危険が高いといえます。生活改善の必要がありそうです。
そのほかにも肥満、中性脂肪値が高い、たばこを吸う、運動不足、近親者で心筋梗塞・脳梗塞をおこした人がいるなどの方も要注意です。













