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白癬(はくせん)|白癬菌による症状について

からだにカビが生えることをご存知ですか。皮膚に繁殖するカビの一種に真菌があります。ここでは真菌症の代表格である白癬(はくせん)について症状と対策について紹介します。

白癬(はくせん)|白癬菌による症状の一覧

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不潔で高温多湿でからだにもカビ - Topへ

からだのカビである皮膚真菌症は、ほとんど場合が不潔にしていることと高温多湿にしていることが原因になります。そのため予防と治療には、乾燥と清潔に保つことが重要になります。

代表的な皮膚真菌症には白癬(はくせん)、カンジダ症、癜風(でんぷう)などがあります。ただし紛らわしい病気が多いので素人判断は危険です。疑わしい症状があったら、市販薬などを使う前に皮膚科を受診し、患部の皮膚を採取して顕微鏡で見る検査を受けましょう(直接鏡検といいます)。

直接鏡検は、すぐその場で調べることができ、結果もすぐに出ます。診断がついたら、ほとんどの場合適切な外用薬で治療しますが、症状によっては内服薬を併用する場合もあります。


水虫をおこす白癬菌は足以外にも広がる - Topへ

皮膚真菌症のうち、そのほとんどが水虫を含む白癬(はくせん)で全体の90%になると言われています。その他にはカンジダ症が8%程度、癜風(でんぷう)が2%程度といわれています。

皮膚糸状菌(白癬菌)は、皮膚の一番外側の角質層に寄生します。感染すると、皮膚の紅斑(こうはん:限定された範囲が赤くなる)や水疱(すいほう:小さな水ぶくれ状のブツブツ)などが現れます。水虫(足白癬:あしはくせん)は白癬(はくせん)の代表ですが、白癬にはほかにもいろいろな種類があります。爪にできる爪白癬(つめはくせん)にも注意が必要です。


足白癬(あしはくせん:水虫) - Topへ

白癬(はくせん)の中でも圧倒的に多いのがこの足白癬(水虫)です。全体の60%が足白癬といわれています。足白癬には次のタイプがあります。

趾間型(しかんがた)

足の指の間に紅斑(こうはん)ができ、湿った、または乾いた状態でうろこ状に皮膚がはがれてくる。ただれやひび割れが生じることもある。

小水疱型(しょうすいほうがた)

足の裏から側面にかけて、米粒の半分くらいの水疱や膿胞(水疱の中に膿が入っている状態)ができ、部分的に集まって一緒になったりする。

角質増殖型

かかとを中心に足の裏の角質層が分厚くなり、細かく皮膚がむけてボロボロ落ちる。ほかの2つより治りにくい。

これらのタイプが単独で発生したり、また併発することも多いです。水虫といえば、かゆみが伴う印象が強いのですが、かゆみを伴わないこともあります。

足白癬(あしはくせん)の治療予防のポイント

バスマット、履物の共用、革靴、ブーツなどの長時間使用は避ける。白癬菌が皮膚についてから24時間以上たつと感染の危険が出てくるので、毎日石鹸で足を洗って乾かすことが効果的な予防になります。治療については、症状が消えても、白癬菌はしばらく生き残っています。したがって外用薬をしばらく使い続ける必要があります。軽い症状の場合で3ヶ月、角質増殖型の場合は半年程度継続するのが目安になります。


手白癬(てはくせん:手の水虫) - Topへ

一方の手だけでおこることが多く、紅斑(こうはん)とともに小水疱(しょうすいほう)ができたり、皮膚がウロコ状にはがれたりします。手湿疹と紛らわしいのですが、手湿疹は両手におこります。

手白癬の治療予防のポイント

自分の足白癬(あしはくせん)からうつることが多いので、足白癬をきっちり治すことが重要です。治療は外用薬で治療しながら、ほかの部位に広がっていないかチェックし、注意します。


体部白癬(たいぶはくせん:ぜにたむし) - Topへ

体部白癬(たいぶはくせん)は手足、股部(こぶ)、頭部以外の白癬(はくせん)で、全体の7%程度といわれています。症状としては、中央部が褐色がかった大きな紅斑(こうはん)と、そのふち付近の水疱や丘疹(盛り上がったブツブツ)がみられます。強いかゆみを伴うこともあります。

体部白癬(たいぶはくせん)の治療予防のポイント

自分の足白癬からうつることが多いです。したがってその治療が重要になります。また動物やほかの人からうつる菌もあります。治療は外用薬で比較的早く治ります。


頭部白癬(とうぶはくせん:しらくも) - Topへ

頭部白癬は白癬菌が髪に感染し、脱毛とふけがおこるもので、頻度はまれです。

頭部白癬(とうぶはくせん)の治療予防のポイント

髪と頭皮の清潔を心がけ、洗ったあとはきちんと乾かしましょう。治療は外用薬だけでは難しい場合が多いですので、内服薬を併用することになります。


股部白癬(こぶはくせん:いんきんたむし) - Topへ

股部白癬(こぶはくせん:いんきんたむし)は股部(こぶ)にできる白癬で、全体の5%程度といわれています。以前は若者にも多かったのですが、最近では高齢者の患者が圧倒的に多くなっています。症状は体部白癬と同じです。

股部白癬(こぶはくせん:いんきんたむし)の予防治療のポイント

感染源になりやすい足白癬を治療するとともに、股部の清潔を心がけるようにします。治療は外用薬で治療しながら、ほかの部位に広がっていないかチェックします。


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