新型水虫の治療と予防
新型水虫は赤い発疹が接触部位にできます。今までになかった発疹が顔、首、腕などにできていたり、フケが増えたなどの症状が見られる場合、新型水虫(トンズランス菌)への感染を疑われますので皮膚科で検診をするべきです。
もし柔道などの競技者や、競技者の家族である場合は検診時に医師にその旨を伝えるのが良いでしょう。
皮膚科で行う検診は通常の水虫の検診と同じで、皮膚を少し削って顕微鏡による確認、あるいは培養検査でトンズランス菌がいるか確認をします。ここでトンズランス菌が確認されると、トンズランス菌の量を確認し、軽症であれば抗真菌薬を塗り治療します。軽症の場合およそ一ヶ月で治癒します。
トンズランス菌の量が多い、治りにくい場合は内服薬(抗真菌薬)を服用、あるいは塗り薬と併用することになります。
頭部の場合もほぼ同様で、軽症であれば抗真菌薬の入ったシャンプーを数ヶ月使うことで治癒まで様子を見ますが、直りにくい場合は内服薬を使用、あるいは併用することになります。
最後に新型水虫(トンズランス菌)は接触する機会の多い競技者間で感染する例が非常に多い病気です。そこで新型水虫の予防のポイントは、家族に柔道などの競技者がいる場合次のようなことになります。(ほとんどが普通の水虫の防止法と同じです。)
- 感染を防止するため、練習や試合後にはできるだけ早く、シャワーで頭やからだを洗い流す
- 柔道着、トレーニングウエア、使ったタオルは、こまめに洗濯する
- 脱衣所、感染者の部屋はまめに掃除をする
- タオルなどの共用を行わない
これらのことに注意して、新型水虫(トンズランス菌)の感染を予防しましょう。